8.14.2011

シリコンバレー(2)


二日目は釜我先生に紹介していただいた西本さん(なんと釜我先生の甥子さん!)



Google本社に連れて行ってもらいました。




Googleはもはやベンチャーではないというのが定説ですが、

なんだかベンチャー名残というか

日本の大企業にはみられないような

遊び心がちらほら。




そのひとつがわりと有名な20%プロジェクト。

社員は勤務時間の20%は自分の好きなことをしなければならない(してもいいのではないw)というのがこのプロジェクト。


会社で5時まで働いて、その後の時間で自分のアイデアに尽力し軌道にのってきたところで会社を離れ起業するというのがアメリカでの起業の王道といわれていますが、

その点から考えるとこのプロジェクト、

Creativityを引き出すのみならず、

優秀な人材及びmillion-dollarのアイデア流出を防ぐ効果もありそうですね。

Google adsenseなど実際この20%から生まれたヒット商品は結構あります。





あとは会社に滑り台(これは社内w)とかビーチバレーコートとかウォーターミルとか

ボーリング場までありますw


社内は撮影禁止なので写真は撮れませんでしたが、

外はこんな感じです。








とても広いので社内はGbikeと呼ばれる自転車での移動になります。

Google カラーでとてもかわいい自転車です。








たまに盗まれてネット等で売られたりするそう(もちろん違法w


そんなこんなでGoogleを案内してもらった後は、


スタンフォード→FacebookAppleというゴールデンコースを一人、車でまわりました。






Facebookのオフィスは今スタンフォードのすぐ近くにあるのですが、


外観はただの古めの建物。


最初建物を一周して、間違いなく住所間違えたかな。帰ろうかなと思った矢先

これを発見。








不意打ちをくらった感じでしたw

でも知り合いの方は僕が行く二日前に


ここでザッカーバーグにあったらしいです。うらやましい。








まあこんな感じで初シリコンバレーは終了しました。


いろいろな方にお会いできて有意義な時間でした。








(ちなみに帰りの飛行機の隣の席の方が、スタンフォードでてシアトルのアマゾンで働いてらっしゃって、旦那さんはグーグル勤務という方で、いろいろお話してたら今度オフィスにつれてって頂くことになりました。とても素敵な方で、偶然とはいえこんなところでお会いできてラッキーでした。)












ちなみにもう来週でサマークオーターが終わりますが、


17日(修了式はスキップ)にHPAIRというカンファレンスにでるため、韓国に出発します。





会議自体が実際どんな感じになるのかはちょっとわかりませんが(パネルは七つ)、

またいろんな価値観をもった人たちに会えるのが楽しみです。

あとカンファレンス後に韓国の友達にも結構会えそう。

ちなみに何でお前アメリカにいてわざわざ韓国いくんだよと思われる方も多いかと思いますが、

大学の諸事情(笑)により日本でちょっと用事ができてしまったので

どーせ日本帰るしまぁいいかということです。


今回のカンファレンスには田村耕太郎さんもパネルスピーカーとしていらっしゃいます。

二月にはハーバードでのカンファレンスもあるので興味ある人は是非チェックしてみてください。




8.10.2011

シリコンバレー振り返り

初シリコンバレーもあっという間に終わってしまいました。

自分のためにも今回の見聞や自分の頭の中にあることを書き留めておこうと思います。


初日のジャノベーションと七夕パーティー。

人のアイデアを聞くのはやはり楽しいですね。




ただピッチコンテスト聞いてて改めて痛感したのは、

あれだけ何人もの方が立て続けにピッチをすると、

終わって席立った時に頭に浮かぶのは

ほんの一部。




もちろん素敵なピッチをたくさん聞けて楽しかったですが、

三分間ピッチではいかに印象を残すことが大事か改めて痛感しました。

自分の伝えたいこと、

そのビジネス構想の持ち味を

最大限コンデンスして、

後はブースでっていうスタンスの方が

聞き手に優しく、かつピッチの意義的にも効果的。



また、その点を考えるとブースの時間が少し短かったような気もします。

とにかくいい勉強になりました。




個人的にはピッチの後のパネルも結構面白かったです。

パネリストはシリコンバレーに関わる各国のジャーナリストの方々。



印象に残ってるのは


シリコンバレーは社会現象(userの反応も含め)が原動力となっていてカンパニーの集合としてシリコンバレーがあるのではない、


 • (シリコンバレーの変化についての議論で)VC(ベンチャーキャピタル)がアイデアのみならず、人としての魅力にも注目するようになっていきている。


(スタートアップをしようとしている人へのアドバイスとして)よりコンペティティブになってきたマーケットの中では(違うソースからだが、シリコンバレーでは一年に17,000の起業があり、10000が市場から撤退。でも今年は27,000らしい)、エモーションレベルでuserやカスタマーにリーチする必要がある。

など。


あとはシリコンバレーに来た当初と同じゴールを掲げているベンチャーはない、だからflexible に、という話がありました。




個人的には、自分の本来の目標•姿勢•モチベーションに時には固執する(原点回帰)というか、

そこにこだわることはコンペティティブな市場だからこそ必要なのかなとも思う部分もありますが。


もちろん変化あってのシリコンバレーですが、
だからこそFlexibleになる部分と固執する部分のバランスが大切なように思います。











シリコンバレー自体の議論もなかなか面白いですね。


アレンマイナーさんいわく、
What makes Silicon valley Silicon Valley is people who pay attention to it
だそうです。



誰かが

No one knows where Silicon Valley is.


とも言っていました。

(バブルの話も含めて考えると

なんだかリーマンの時と同じような気配がしないでもないですがw)




とても稚拙なことを言うと、


バブルを仮定したときに、その中の経済主体がバブル回避させることはできないのかと考えてしまいます。

もちろん短中期で考えれば個々の経済主体が資本主義的行動をとることは当然なのかもしれないのですが、


リーマンショックを経た今、社会全体利益を考えて

投機熱を抑えるような経済行動は起きないのかと。

歴史が歴史になる前にまた同じことを繰り返すのだとしたら

人は愚かな生き物だといわぜる終えない話になってしまいます。



経済学ちゃんと勉強しないでこういうのはよくないのですが、

なぜか感覚的にはこういう稚拙なことを感じずにはいられないです。







その後のパーティ&飲み会ではまさのおかげもあって

牧さんや木下さんはじめ、SFCの方にも多くお会いしました。

牧さんのことは  以前から友人伝いに聞いていてお会いしたいと思っていたので

今回一緒にお酒飲めてよかったです笑




パーティーでは僕以外全員慶応という素敵なメンバーでお話していましたw

こっちにきてから以前にもましてSFCネットワークの繋がりの強さを感じています。

こんなに自分のアイデンティティとして根付く大学もそうそうないと思います。




アントレプレナー教育も日本の中では抜出ていると思うし、

今までお会いした教員や学生の方々もとても魅力的な方々ばかりで


少し羨ましくも思います。


SFC社会学 とかSFC人材論とか考えてみたら面白いのではw


これからも繋がっていきたいですね。


まさと、帰国したら東大とSFCでコラボして(or battlew

イベントをやる予定なので興味ある人は連絡してください。




話がそれてしまいましたが、

飲み会での牧さん、Kinoshitaさん、Hitostugiさんのお話はとても興味深く、

自分との向き合い方や自分の将来を考える上でも大変勉強になりました。

将来、未来から過去を眺めたときに一つ一つのドットがつながっているかどうか。

あるいはどのようにつながっているか。

そういう視点で自分と向き合ってみるのもまた一つかもしれません。

8.06.2011

シリコンバレーにきています。




アントレプレナーに関するイベントに参加するため、シリコンバレーにきています。


初シリコンバレーです。


数時間前にサンノゼ空港についたばかりです。 


ここシリコンバレーでは今週一週間、Janovationという日本の起業家とシリコンバレーの企業、VCとをつなぐ


というなかなか素敵なイベントが行われていて、


僕が参加する(聞く側ですがw)ジャノベーションジャムとそのあとの七夕パーティーはその最終日になります。


主催はサンブリッジさん 









ジャノベーションジャムはようはピッチコンテストです。


ピッチというのは


自分のビジネス構想を簡潔にまとめて、


短時間の間にVC(ベンチャーキャピタル)など投資家に投資するように説得することをいいます。


ビジネスモデルの内容を簡潔に説明する能力が問われるものです。


ビジネスではよくエレベーターピッチ(エレベーターに乗ってからでるまでの間に、自分の考えをアピールし相手を説得すること)


などと言いますね。


今回のジャノベーションジャムは第1部が日本の起業家による3分間ピッチ、


第2部がシリコンバレーをベースに活躍するスタートアップによる3分間ピッチ、


となっています


実際にVCやエンジェル投資家がきてグッドな事業には投資するそうです


本物のピッチを聞くのは初めてなので


どんなピッチが聞けるのか


そしてシリコンバレーの投資家がどういった事業に投資するのか
  
また日本の起業家とシリコンバレーの起業家のピッチの比較にも注目です。


ジャノベーションの後の七夕パーティーも楽しみです。







あっそういえば話が変わりますが、


僕が去年参加した、内閣府主催東南アジア青年の船事業のローカルユースの告知がきたので

お知らせしておきます。


ASEAN各国(日本各地にも)に友達ができるし、

なにより参加者の方が皆さん本当に素敵な人で、そういう人に会えるのもこういったイベントの醍醐味です。


というわけでオススメです。


興味ある人はぜひ参加してみてください。
  

それではまた。

以下転載
──────────────────────────────────
「日本・ASEANユースリーダーズサミット」 (10月29日~11月1日)
    に参加するローカルユース100名を募集します!
         http://www.centerye.org/event/2011/yls/
──────────────────────────────────

               ◇ ◆ 申込締切:9月20日(火)必着 ◆ ◇

【日本・ASEANユースリーダーズサミット】とは?*************************

「日本・ASEANユースリーダーズサミット」は、平成23年度「東南アジア青
年の船」事業(第38回)日本国内活動の一環として実施します。

日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)各国及びASEANとの連携を強化するた
め、より多くの青年が日本とASEAN各国を結ぶネットワークに参加することを
目的として、日本とASEANの未来を担う青年リーダーの育成を目指します。
日ASEAN各国大使館及び日本アセアンセンターと連携して行われる、ディスカッ
ション及び文化交流を中心とした合宿型交流プログラムです。

「東南アジア青年の船」事業の参加青年と交流を深める絶好の機会です。
ASEANに興味のある方、ディスカッションや文化交流を通じて参加各国につい
てより深く知りたい方など、奮ってご応募ください。

【ローカルユース】とは?**********************************************

「日本・ASEANユースリーダーズサミット」(10月29日(土)~11月1日(火))
に参加するため、一般募集される日本青年約100名のこと。
ASEAN各国の青年と10月30日から2泊3日の行動を共にし、ディスカッションと文
化交流を通じて相互理解を深めます。

※ 「東南アジア青年の船」事業の詳細については、こちらをご参照ください。
http://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/data/sseayp.html

【日本・ASEANユースリーダーズサミット】詳細***************************

○期間 平成23年10月29日(土)~11月1日(火)
日程の詳細はhttp://www.centerye.org/event/2011/yls/ を
ご覧下さい。
○会場 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)
○主催 内閣府/(財)青少年国際交流推進センター
○協力 ブルネイ・ダルサラーム国大使館/カンボジア王国大使館/
インドネシア共和国大使館/ラオス人民民主共和国大使館/マレーシア大使館
/ミャンマー連邦共和国大使館/フィリピン共和国大使館/シンガポール共和国
大使館/タイ王国大使館/ベトナム社会主義共和国大使館/東南アジア諸国連合
貿易投資観光促進センター(国際機関 日本アセアンセンター)

【ローカルユースの募集概要】******************************************

○募集人数 100名

○対象
・全日程に参加可能であること
・18歳から概ね30歳まで(高校生不可)
・日本国籍を有する者、もしくは永住、特別永住、定住の在留資格を有する者
・東南アジア諸国の青年との交流に関心があること
・ディスカッションに参加できる英語力を有すること(目安:英検2級以上)
※「東南アジア青年の船」事業既参加青年の方は実行委員として積極的にご協
力願います。 問い合わせ先までご連絡ください。

○参加費 無料
・期間中の食費・宿泊費・移動費は主催者負担
・開催会場までの往復交通費は自己負担
・ボランティア保険に加入(保険料は主催者負担)

┌─┐──────────────────────────┐
│★│   日程・内容などの詳細はこちらをご参照ください       │
               http://www.centerye.org/event/2011/yls/           │
└─┘━  ◇ ◆ 申込締切:9月20日(火)必着 ◆ ◇━         ─┘

○応募方法
以下3点の提出書類を、Eメール(推奨)・ファックス・郵送のいずれかで提出し
てください。3点すべての書類が揃わない場合は選考対象外となります。

○提出書類
(1) 申込書 (ウェブサイトからダウンロードできます。紙媒体の申込書を郵送
ご希望の方は、問い合わせ先までご連絡ください。)
 <Word版>
http://www.centerye.org/event/2011/yls/lyapplication2011.doc
 <PDF版>
http://www.centerye.org/event/2011/yls/lyapplication2011.pdf
(2)英作文: 志望動機(600~800単語)(様式自由 お名前を必ず明記してくだい)
(3)和作文:ディスカッションの共通テーマ「青年の社会参加―青年の力を今こそ
社会へ!」についての自分の意見(1000字程度)(様式自由 お名前を必ず明記
してくだい)

○締切 平成23年9月20日(火)必着

○決定通知
選考の結果は、9月28日(水)までに、Eメールまたはファックスにて
通知します。


【提出先及び問合せ先】
(財)青少年国際交流推進センター
担当: 貝沼・浮田・寶納 (yls@iyeo.or.jp
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-35-14 東京海苔会館6階
TEL: 03-3249-0767  FAX: 03-3639-2436
URL: http://www.centerye.org/ 
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