今回は旅行記です。
今回はメキシコシティから入って、カンクンからでることは決まっていましたが
何しろ基本的にノ―プランだったので
旅の途中で何度も予定を変更しまして、
結局
メキシコシティ⇒グアナファト(⇒メキシコシティ)⇒プエブラ⇒オアハカ
⇒パレンケ⇒カンクン⇒プラヤデルカルメン(⇒カンクン)
というルートを辿りました。
ベラクルス、ビジャエルモッサ、カンペチェ、タスコあたりも行きたいなーと思ってたんですが
時間とかの関係で結局行けずじまいでした。
まぁそれでも11日間で7都市まわったので
わりと動き回ったかなという感じです。
まずはメキシコシティ。
首都なだけあって市場や屋台をはじめソカロ(広場)を中心ににぎわってました。
歴史を重ねてきただけあって建物というか街並み自体もとても趣深く感じられます。
まちの人達もみんな陽気でこちらも気持ちがいい。
夕飯を食べるところをさがしていたら
地元の酔ったおっちゃんたちに巻き込まれて
言語が全く通じない(向こうは英語全く知らない)にもかかわらず
わいわい盛り上がりました。
こういう時間がなんだか訳わかんないのにすごい楽しいし幸せ。
メキシコ初ビールはIndio。
おっちゃんたちがメキシコ流のビールの飲み方を教えてくれました。
細かく刻んだトウガラシに塩とライムを振りかけて
パクっと。
ピリッときたところで冷えたビールを注ぎ込む。
これがまたほんと上手い。
もはやビール飲むのが快感になるlevel。
あんまりいい写真じゃないけど右上のがトウガラシ。 |
あともうなんていったってタコスが上手い。
その辺のlocalな屋台で売ってるタコスが安いし上手いしもうヤミツキです。
あまりの美味しさにメッチャテンションあがって
国立宮殿をバックにジャンプしてしまうほどでした。
特にメキシコシティはよく治安の悪さが指摘されますが、昼間はまず問題ないし
日が暮れてからも自分がしっかり注意して、
人気の少ない危険な地域にいかなければ
夜歩きも全然大丈夫、というのが個人的な感想です。
用心して対策することはもちろん当たり前ですが
あまり神経質になってはもったいない。
僕は普通に夜中の12時過ぎくらいまでほっつき歩いていました。
ただ危ないといわれている地域での夜歩きは避けた方がいいとは思います。
そんなこんなで長距離バスにのってグアナファトへ。
最初はメキシコシティから北に行くつもりはなかったのですが
行ってみて本当に来てよかったと思えるまちでした。
前回のブログにも書いたとおり、間違いなくこの旅のハイライトのひとつです。
グアナファトはメキシコ高原南部にある人口14万人ほどの小さなまちでありながら
スペイン植民地時代の建築が見事なほどに残った随一のコロニアル都市。
中世の風景が絵に描いたように名残をとどめた街並みは
まるで絵本の中にいるよう。
まちの中心にそびえるバシリカ教会 |
人々もすごくあたたかくて、街全体にどこかやさしい雰囲気が漂う。
コロニアル調のカラフルな街並みに呼応するかのように
マーケットには威勢のいい売り子の声が響き渡り
街のやわらかな雰囲気に包まれて
公園のベンチには老若男女が憩い集まる。
学園都市ということもあって若者が多く
彼らが街を盛り上げているようだ。
グアナファト大学。それ自体が優美な建造物。 |
日が暮れるとまちは昼間とはまた違った様相を呈し、
一気にロマンチックな大人の街へと変容を遂げる。
そして街の裏の丘に足をのばせば
そこには見事な夜景が一面に広がる。
本当に絵に描いたように美しいまちでした。
picturesqueとはまさにこのまちの為にあるようなもの。
出会えてよかったと心底思います。
これまで各国を旅をしてきた中でも、
これ程までにまち自体に魅せられたことはなかったかもしれません。
いつか必ずもう一度訪れたいまちとなりました。
名残を惜しみながらもグアナファトに別れを告げ、
メキシコシティに戻り、プエブラへ。
そうそうそういえば今回の旅のテーマソングはこれです。
Tequila Sunrise/The Eagles
長距離バスの窓の外に延々と広がる荒野を眺めながら聞くこの曲は
文句なしに最高でした。
心地よい荒野の乾いた風に吹かれながら、好きだったあのまちを名残惜しみながら次のまちに向かう。
満たされているはずなのにどこか寂しい。
そんな心境に絶妙に響く、曲名も文句なしの一曲。
メキシコの旅のおともには是非この曲をおすすめします。
http://youtu.be/n2KoNIoiwpM
そして陽気な気分で行きたい時は
Take it easy/ The Eagles
この曲。
http://youtu.be/5zuhxfrXocw
いやー今回の旅はEaglesにお世話になりました。
にしてもTequila Sunriseは本当にメキシコにぴったりの曲。
本当に文句なしに最高でした。
さてまぁこうしてプエブラ、オアハカへと向かったわけですが、
ちょっと長くなってしまったのでひとまずこの辺で。
続きはまた今度かくことにします。