5.31.2011

Garage sale で Fund-raising

乾燥機かけた後のあったかい洗濯物にしばらく顔をうずめるのが


最近のブームの小林です。



先週一週間、Gumball Challenge という


Micro Finance のFund Raising eventに


Grameen America Universityチームで参加して、


キャンパスでガラクタを売っていました(笑)


Gumball Challenge はスタンフォードで2007年に始まったentrepreneurship のcompetitionで、


最初27個のガム玉と27$をもらって、一週間でどれだけ資金を増やせるかを競う。


今や世界49大学で行われているらしい。


慶應もリストにのってたけど、やってるのかな?





ってかさすがスタンフォード。


やっぱこれTina Seelig 教授がはじめたのだろうか?




ちなみに集めたお金は全額ACCION USAっていうマイクロファイナンス団体に寄付されます。


イベントの詳細はこちら
http://gumballcapital.org/



















で、僕のチームは


Garage Sale





チャリティーパーティ


をしたわけです。



この時期ちょうど一年が終わるので


シアトルを出ていく学生や


母国に帰る留学生が結構たくさんいるわけです。


そこで彼らからもう使わなくなったものを集めて


キャンパスで売りまくりました。



本とか服から、食器、家具、食材、調味料、DVD、サッカーボール、

たこ、化粧品、ネイルドライヤー、プリンタのインク、くつ、スケートボード、カバン、ヘルメットなどなど



かーなりいろんなものが集まりました。



値段はなんと基本1$(+donation)


明らか高価なものにはもう少し高い値段付けたけど


それでも格安。



ロードオブリングの新品DVD3作が


ひとつ5$とかは、たまげる。





店番を手伝ってくれたThomas























あとチャリティーパーティもやりました。


donationしてくれた人は抽選に参加できて、


運が良ければ賞品があたる。


賞品はZip car 100$券とかスタバのギフトカードとか基本的にスポンサーにもらったもの。


思っていた以上にかなりdonationが集まったし、みんな楽しんでくれてたようで


いい感じに終わりました。





























あとその他の時間は基本渉外。


これは先週とかからだけど


企業に依頼メールを送ったり、


UWの近くの店をまわったり。






で、こっちでやって思ったけど、


僕たちはこういう団体で、Micro Financeの為のイベントでFund Raisingしてます、


って話すると


わりと普通に協力的に対応してくれる。



アメリカで大企業からNGO・NPO等への寄付が


当たり前になってる理由として


もちろん税控除はあるだろうけど


それを抜きにしても


社会的に価値のあると思うものにはお金をかける、


あるいは


(極端に言うと)お金を必要としている人には寄付をする


っていうある意味、投資文化・寄付文化みたいなものが社会一般として深く根付いていると思う。





これを宗教とからめて考えるととても面白いのだけど、


まぁいつかまた。








....ちょっとだけ書くと




この前サウジの友達(ムスリム)が



「アメリカの人がホームレスの人とかに


お金を恵んであげずに無視していくのが


まじひどい」


みたいなこといってた。


サウジではどうなの?と聞くと


「イスラームは弱者を救う宗教」


だからそんなことはない


とのこと。(ちなみにこれにアメリカ人はアメリカは銃社会だから何が起こるかわからないんだ、とよくわからない反論をしていました。)


たぶん他のムスリムに聞いたらまた違う答えが返ってきそうだけど。





でも


ラマダンが


食べ物のありがたみを知ることだけじゃなく


貧しい人達に食べ物を分け与える


意味合いを持つとは知らなかった。(これほんとなのかな?)



にしても彼らにとってアメリカでのラマダンは結構きついらしい。


イスラムの人口的な問題だけじゃなくて、


日照時間が長いから断食の時間も長い。


シアトルは最近びっくりするくらいどんどん陽が長くなってます。







話があっちこっちいきましたが、



結局1週間で630$くらい集まったのかなたぶん。



明らか取り組むのが遅すぎたけど、


まぁプチFund raisingみたいなことができてよかったかな。




ってか結局アイデアの問題。


この前のSocial Entrepreneur Networking Night で


スピーカーの人が


人々に


「yeah, it's fine...i think it's interesting...」


的な反応(つまりそんなに興味もってないってこと)


されるくらいのアイデアの方が


面白くなる


だからそういうアイデアを大事に


って言ってた。





そういえば


スタンフォード大学のTina Seelig教授の本に


確か


「アイデアは○○みたいなものだ。なぜなら....」


っていうのを生徒に書かせてのが載っていました。


個人的には


「アイデアは赤ん坊のようなものだ...」


っていうやつが好きでした。





興味ある人は


What I wish I knew When I was 20(二十歳の時に知っておきたかったこと)/ Tina Seelig


を読んで見てください。


まぁもうとっくに読んだよ、って方たくさんいるかとは思いますが。 








アイデアをひらめく才能


も大事だけど


限られた時間、資金、環境の中で


アイデアを見極める目も


同じくらい重要だなと思います。

2 件のコメント:

  1. なかなか面白いこと書くじゃん!
    日本で経験できないことをうんと経験できているのは羨ましいぞ。
    誕プレ近いうちに送るから待ってて!

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  2. 努、ありがと!まだまだこれからだけどね!誕プレ楽しみにしてる:)

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